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霧が晴れたら早歩き

昔テレビっ子のアラフィフが、自分の好きだった物を再認識するブログ

ホームズ物語へのススメ。

シャーロック・ホームズといえば誰もが知っているであろう名探偵。

小さい頃に読んだことのある人は多いでしょう。

新しいドラマや映画も大ヒットしましたが、原作をちゃんと読んだことのある人は少ないかもしれません。

児童書だけで終わりにしてはもったいない!

 

ですが、いざ読もうとするといろんな出版社から出ていますし、どの本から手をつければ良いのか分かりづらい。そこでナビゲートさせていただきます!

 

まずはラインナップのおさらい(発表順)

  1. 緋色の研究(習作)_[長編]
  2. 四つの署名(サイン)_[長編]
  3. シャーロック・ホームズの冒険_[短編集]
  4. シャーロック・ホームズの思い出(回想)_[短編集]
  5. バスカヴィル家の犬_[長編]
  6. シャーロック・ホームズの帰還(生還)_[短編集]
  7. シャーロック・ホームズ最後の挨拶_[短編集]
  8. 恐怖の谷_[長編]
  9. シャーロック・ホームズの事件簿_[短編集]

 ※出版社により表記が少し違います。

 

『緋色の研究』にはホームズとワトソンの出会いが書かれているので発表順に読むのが妥当ですが、長編から入るのはハードルが高いという人は、有名な「赤毛組合」や「まだらの紐」が入っている短編集の『冒険』からがオススメです。時系列順には並んでいないのでどれから読んでも良いのですが、『思い出』の「最後の事件」→『帰還』の「空き家の冒険」の順序だけは気をつけてください。

 

入手しやすい文庫本

私が持っているのは新潮文庫光文社文庫ちくま文庫河出書房新社のハードカバー。

翻訳が違うのでいろいろ読んでみたくなるのです。

現在入手しずらいのもあるのでオススメはこちら。

 

新潮文庫延原謙/訳  

文体が古く取っ付きにくいかもしれないが19世紀末の時代感にひたれるのでオススメ。古さ故に誤訳も指摘されていたがホームズの翻訳といえば延原訳が定番。

現行版はご子息の延原展が改訂したものなので読みやすくはなっている。

ただ新潮文庫の短編集は収録作品が少しずつ削られており、オリジナルには無い『シャーロック・ホームズの叡智』という短編集にまとめられているので注意が必要。

緋色の研究 (新潮文庫)  シャーロック・ホームズの冒険 (新潮文庫)

緋色の研究 (新潮文庫)

シャーロック・ホームズの冒険 (新潮文庫)

 

光文社文庫日暮雅通/訳

翻訳が新しくとても読みやすい。解説なども興味深い。

緋色の研究 新訳シャーロック・ホームズ全集 (光文社文庫)  シャーロック・ホームズの冒険―新訳シャーロック・ホームズ全集 (光文社文庫)

緋色の研究 新訳シャーロック・ホームズ全集 (光文社文庫)

シャーロック・ホームズの冒険―新訳シャーロック・ホームズ全集 (光文社文庫)

 

創元推理文庫】阿部知二→深町眞理子/訳

現在[新訳版]へ切り替わり中なので書店によっては旧版と新版が混在しているかもしれないので注意。装丁が違うのですぐ分かる。

kindle版で冒険だけ持っているが解説が所収されていないとの注意書きがあるので、いずれは紙の本で揃えたいと思っている)

緋色の研究【新訳版】 (創元推理文庫)  シャーロック・ホームズの冒険 (創元推理文庫)

緋色の研究【新訳版】 (創元推理文庫)

シャーロック・ホームズの冒険 (創元推理文庫)

 

 

河出書房版は昨年文庫化されていて、解説や挿絵も多く翻訳も読みやすい。解説もしっかり読みたい人にはオススメだが書店での取り扱いは少ない。

緋色の習作 (河出文庫―シャーロック・ホームズ全集)  シャーロック・ホームズの冒険 (河出文庫―シャーロック・ホームズ全集)

ちくま文庫は解説・注釈が満載のコアなファン向けで収録順も時系列順に並べ替えられている特殊な編集。入手困難。

ハヤカワ文庫は書店ではまず見つからないが現在は電子書籍で読める。

角川文庫は全巻出ていないのでおすすめしない。

 

 

新しい翻訳が読みやすいが、古めかしい翻訳で時代を感じるのもまた良い。

 

30年前には全編揃って読める文庫は新潮だけだったし、どこの書店にも置いてあったので私が最初に買ったのは新潮文庫。久しぶりに本棚の奥から出してみたら活字の小ささに驚いた。昔の文庫は字が小さい!

わー!また読み直したくなってきた!