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霧が晴れたら早歩き

昔テレビっ子の40代が、自分の好きだった物を再認識するブログ

甲子園にブラスバンドの応援は必要か。秀岳館吹奏楽部、涙の決断は誰のためなのか。

吹奏楽

暑い熱い夏、高校野球の季節ですね。

甲子園のスタンドで吹奏楽部が応援している光景も名物となっていますが、夏は吹奏楽部にとっても大切なコンクールの季節なのです。

 

昨日、熊本の秀岳館高校の吹奏楽部がコンテスト出場を断念して、甲子園で野球部の応援をすることになったというニュース記事が炎上していました。

headlines.yahoo.co.jp 

  

コンテストか応援か

野球部と吹奏楽部が両方とも大会を勝ち進んでしまうとスケジュールが重なってしまい、コンテストか野球部の応援かどちらかを選ばなくてはならなくて泣く泣く応援を選んだことで、なぜ野球部のために吹奏楽部が犠牲にならければならないのかと批判が上がっているのだ。

 

しかし、甲子園とコンクールが重なるなんて今に始まったことではない。

 

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野球強豪校は吹奏楽部も強豪であることは多い。

甲子園で演奏することに憧れて野球強豪校の吹奏楽部を目指す子もいるだろうから、部員は100人越えの大所帯だったりする。

だからこそコンクール組と応援組の2班体制がとれるのだ。

(コンクールは通常30~50人編成である)

 

私も高校1年のときに、地区大会ではあるが野球部の応援で演奏したことがある。2年3年生はコンクールの練習に専念して、応援に駆り出されたのは1年生だけであった。もっとも野球部も吹奏楽部も弱かったので勝ち進むことは無く、スケジュール問題は一切なかったが。

 

秀岳館の吹奏楽部は21人しかいないため悲劇が生まれた。

21人とはやけに少ないので弱小部なのかと思ったが、県大会で金賞を取る実力はあるようだ。

上の大会を目指して頑張っていただろうに、諦めなければならなかったとは可哀想でたまらない。

 

ここで、いささか疑問が生じる。

必ずしも甲子園の応援に行く必要は無かったのではないだろうか。

 

私は高校野球を熱心に見ている訳では無いが、過去に吹奏楽部の無い高校に、他校の吹奏楽部が代わりに応援していたのを見たことがある。

全国レベルで活躍する部活がある学校で吹奏楽部が無いなんて珍しいように思うが、応援の人手が足りないことは普通にあるだろう。

そういう時は、近隣の学校や地元の市民楽団やOBなどが助っ人で加わることもあるのではないか。

 

秀岳館はなぜ自校の現役吹奏楽部員が応援に行かなければならなかったのだろうか。

吹奏楽部の応援を見るのも楽しみではある。しかし吹奏楽部の応援が必須ではないだろう。

物足りないとは思うが、鳴り物でリズムをとれば十分応援できるだろう。

 

コンテストか応援かを天秤に掛ける、こんな酷な決断をなぜ生徒に強いなければならなかったのか。

年に一度のコンテストを諦めさせたりしたら、野球部も申し訳ない気持ちになるだろう。

なぜコンテストを優先させてあげなかったのか。助っ人応援団は結成できなかったのか。

 

当の吹奏楽部員の間でも意見は分かれただろうが、全国大会の甲子園と小編成コンテストの九州大会を比べれば、甲子園を選ばざるを得ない空気があったのではないか。

ネットで批判されているように、文化部より運動部の方が立場が上だと思っている大人がいたのだろうか。

 

甲子園の応援も滅多に出来ることではないから羨ましいことではある。

幸いにも野球部は勝ち進んでいる。吹奏楽部の思いも背負って奮起しているだろう。すぐに負けられては応援を選んだ甲斐が無い。

 

精一杯応援して良い思い出を作って欲しいものである。

 

 

(30年前とは夏の暑さが段違いなので、大変だろうなぁ…)

 

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